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2010年5月22日土曜日

犬猫の血液検査

犬猫は1年でだいたい人間でいう4歳分年をとります。
1年に1回は動物病院で血液検査をしてもらい、犬猫の健康チェックをしましょう。
犬猫の血液生化学検査で次のようなことがわかります。

血液生化学検査項目
  • GLU 血糖
  • BUN 尿素窒素
  • CRE クレアチニン
  • NH3 アンモニア
  • TCHO 総コレステロール
  • TG 中性脂肪
  • TBIL 総ビリルビン
  • Ca カルシウム
  • IP 無機リン
  • TP 総タンパク
  • ALB アルブミン
  • GOT/AST
  • GPT/ALT
  • CPK 
  • LDH 
  • ALp アルカリホスファターゼ
  • AMYL アミラーゼ
  • Na ナトリウム
  • K カリウム
  • Cl クロール

生化学検査でこれらの項目を調べることで、基準値より高いか低いかなどを比較して、犬猫の肝臓・腎臓・心臓などの内臓の状態・総合的な体の健康状態をチェックします。
生化学検査と同時に、赤血球・白血球・好中球・好酸球・単球・リンパ球などの、血液成分の数や状態を調べる一般血液検査も行われます。

2009年10月31日土曜日

老犬老猫の介護 ~老化のサイン~

年をとっておこる体の変化を老化といいます。
長く一緒にすごした老猫老犬が幸せな老後の生活を送れるようにしたいですね。
年齢別に見られる老化のサインを記載します。

老化のサイン
  • 5歳頃~
肥満になりやすくなります。
中年になると腸の運動が緩慢になり、腸内での食べ物の移動が遅くなるため食べ物の吸収効率が上がって太りやすくなります。
  • 6歳頃~
散歩を嫌がるようになります。
なんとなく無気力に運動を嫌がったら老化のサインかも。
筋力の低下が一因かもしれません。
  • 7歳頃~
朝晩咳き込む様子が見られたりします。
秋口から春先にかけて気温が下がる朝晩に咳き込むことがあります。
気管の抵抗力の衰えが一因のようです。
咳などは病気の場合もあるので頻繁な場合は注意が必要です。
  • 8歳頃~
呼びかけに反応しない。寝ている近くを歩いても無関心。
食餌の合図にも気づかない。聴覚の機能がかなり低下しているようです。
老犬老猫の仲間入り。
  • 10歳頃~ 
白髪が生える。
失禁・頻尿。腎臓機能低下のため尿を漏らしたりします。
歩き方の変化。筋力低下のため、ひょこひょこ歩いたり、足が震えたりします。
寝たきりになることもあります。それに伴い、床ずれに注意が必要です。

2009年7月21日火曜日

夏に気をつける犬猫の健康管理

  • 熱中症に注意しましょう。
毛皮に覆われている犬猫は、人間よりも暑さに弱くできています。
室内飼いの犬猫の場合特に、部屋の温度や、犬猫のいる場所が暑くなりすぎないように注意しましょう。ペット用品のクールマットなどを敷いてあげても良いでしょう。猫ちゃんの場合は犬ほど涼しさは必要ないので、床板や物陰などひんやりする場所があればクールマットまでは必要ないかもしれません。
外飼いのワンちゃんの場合も直射日光の当たる場所を避けて、木陰などの涼しい場所を用意しましょう。
犬の散歩は、暑い昼間の散歩は負担になるので、涼しい夕方から夜に行きましょう。特に鼻の短いワンちゃん(ブルドック、パグ、フレンチブルドックなど)は鼻がつぶれているために呼吸が不自由で、熱を体外に出しにくく熱中症になりやすいので、昼間の散歩は避けたほうが良いでしょう。

  • ノミダニ予防をしましょう。
夏は草むらにいるノミダニが大変活発になります。
外にも行く猫や散歩に行く犬はもちろん、室内飼いの犬猫も、人間にくっついてきたノミダニが家で繁殖するなど感染するおそれはあるので予防が必要です。

  • 食中毒に注意しましょう。
梅雨から夏にかけては特に食べ物が痛みやすくなります
ムラ食いの多い猫ちゃんや、ウエットフードをあげている場合は特にこまめに取り替えるなど食べ物が腐らないように注意しましょう。

  • 異物を食べないように注意しましょう。
外飼いの猫ちゃんはセミや虫などをとって食べてしまい、お腹をこわすこともあるので、気をつけて体調を見てあげましょう。
犬の場合も、キャッチボールをしていてボールを飲み込んでしまったり、異物を食べてしまうことがあり、吐き出せない場合は開腹手術や内視鏡で取り出すことにもなるので注意してあげましょう。

  • 被毛をカットしてもよいでしょう。
長く毛玉が多い状態なら、短くさっぱりとカットしてあげても涼しくて良いでしょう。
長毛の猫ちゃんは、頭と首と尻尾の先以外の胴体の毛をカットするライオンカットなどもあります。好みにもよりますが、毛玉が多くて管理するのが大変な場合など、カットするのも良いでしょう。

2009年5月16日土曜日

春に気をつける犬猫の健康管理

暖かくなる春は、どんなことに注意したら良いでしょうか?
  • ノミ・ダニに注意しましょう
気温が暖かくなると、ノミやダニが活発に活動します。
散歩で草むらなどを好んで歩くワンちゃんや、外によく行く猫ちゃんは特に注意しましょう。
散歩の時は可能であれば草むらを避け、土の上や道路を歩かせるようにすると良いでしょう。
室内飼いの犬猫でも、人間の靴や衣服についてきたノミ、マダニが犬猫についたり、室内で繁殖したノミ・マダニがつくこともあるのでノミ予防薬で予防してあげましょう。
  • 内部寄生虫に注意しましょう。
特に猫ちゃんが自分で毛づくろいした時にノミを飲み込んで腸に瓜実常虫などの寄生虫が寄生するなど、体内に寄生する寄生虫も増える時期です。吐いたり、下痢をしたりすることもあるので注意しましょう。
様子が普段と違う場合は獣医師に相談しましょう。
  • 皮膚病に注意しましょう。
ノミダニの寄生で皮膚病が増えたり、湿気で皮膚や耳の中が炎症をしたりする子が多くなります。
春は換毛期で毛が生え変わりますので、定期的にブラッシングやシャンプーをしたり、耳周りの毛を切って耳の通気をよくしてあげましょう。
  • 食中毒に注意しましょう。
暖かくなり、湿気も多くなるので、水や食べ物が痛みやすくなります。
フードをおきっぱなしにしない水をこまめにかえるなど、注意して下さい。
  • 湿気に注意しましょう。
特に梅雨の時期は、部屋がジメジメしずぎないように、こまめに除湿をするなど犬猫の過ごしやすい環境作りをしてあげましょう。

2009年2月9日月曜日

犬猫の呼吸数はどれくらい?

犬猫の呼吸数はどれくらいでしょうか?
安静時の正常な呼吸数
犬 10~30回/分
猫 20~30回/分です!

犬猫の呼吸数の計り方
お腹より少し上あたりの胸壁に手をあてて計ります
息を吸うとふくらんで、はくとちぢむ、これを1回と数えます!
犬猫は正常では胸腹式呼吸が基本です。
また、犬猫の鼻の前に紙をかざして、紙のゆれが鼻孔の開閉と連動していたら、紙のゆれで、呼吸数を確認できることもあります。

呼吸はどんな役割をしているの?
酸素を吸って、二酸化炭素をはくガス交換をしています
熱や水分の放出をしています。
(犬猫のほとんどは、体から汗をかけません!唯一肉球で汗をかくか、口で熱の放出をして体温調節をします。)

呼吸数の計り方プラス編
呼吸の数を計るのと同時に、呼吸のリズムは一定かもチェックしてみましょう。

犬猫の脈拍数はどれくらい?

犬と猫の脈拍はどれくらいでしょうか?
安静にしているときの正常値は
犬(小型犬)80~120回/分
 (大型犬)65~85回/分
猫 110回~130回 /分です!

脈拍って何?
心臓の拍動が血管に伝わったものです。
脈拍・呼吸・体温・血圧・意識は、動物が生きている徴候を示すのでとても重要な指標です!

犬猫の脈拍はどうやって計るの?
人間でいう太ももの内側の太い血管(股動脈股は大腿動脈)で計ります
太ももの内側を触るとプリプリッとした太い血管が触れます。
3本指(人差し指、中指、薬指)を軽く添える感じで計りましょう。
一人に犬猫を軽く支えておいてもらうと計りやすいでしょう

計算方法
15秒間の拍動数×4=脈拍数
犬猫が1分間じっとしているのは難しいこともあるので、15秒間のドックンと手に感じた拍動の数を数えて、それを4倍しても計れます☆10秒間の拍動数×6でも計れます。

(例)黒パグ プリン ♂の場合
15秒間の拍動数 23回だった!
23×4=92回/分
プリン君の脈拍は92回/分で正常範囲内ですね! 
B001L1PRKK 特別出演 プリン君 
 
犬猫の脈拍を計るプラス編
脈を計るときは数をみるのも大切ですがさらに!!
リズムが一定か、不規則か
脈を打つ強さ(血圧)
も指で確認してみましょう
慣れると太もも内側の血管はすぐに見つかるようになります。
太っている子は血管があまりうきでないので、わかりにくいことがあります。

犬猫の体温はどれくらい?

犬猫の体温はどれくらい?
犬の平均体温 38度前
猫の平均体温 38~39度前後です!
犬猫は人間よりも平均体温がだいぶ高いんですね。
38度だから病気ではないかと心配になりますが、犬猫にとっては平熱なので大丈夫です
犬や猫を抱っこしてもだいぶ暖かく感じるのは、人より体温が高いからなんですね。
B000FHOXMY
猫の体温はどこで計るの?
人間は多くはわきの下で計りますよね。
犬猫はわきの下では計りません。犬猫は直腸温、要するに肛門内の体温を測ります!

犬猫の体温の計り方
体温計(人間用)の先にプローブカバー(うすいカバー)をつけて、犬猫の肛門にまっすぐ入れ、体温計がピピッとなるまでそのまま待ちます。
そっと直腸にそってまっすぐ入れれば計れます。
入れる目安は、小さい子で3センチくらい、大型犬はプローブカバーがだいたい入るくらいまでいれると良いでしょう。体温計は消毒してからしまいましょう。
肛門に疾患がある子以外、特に健康な子であれば、計る痛みは特にありません。
一人に軽く支えてもらって計るとやりやすいでしょう。

犬猫の体温が上がってしまう場合
  • 若い犬猫の方がお年寄りの子よりも基礎体温は高くなります。
  • 興奮したり、緊張しているときは、体温が高くなります。(動物病院で計ると高くなる場合は、緊張している事も多いようです。)
  • 運動後、食後も高くなります。
  • 夏、気温が高いときも影響を受けます。
  • 妊娠時、分娩時に体温が高くなります。

2009年1月19日月曜日

犬猫の目薬のさし方

目薬のさし方
1. まずは顔を触って慣らせましょう
2. あごの毛やあごを片手で支えて顔を固定します
3. もう片方の指で目薬を持ち、目の上の皮膚を指で持ち上げて、犬猫から見えないように犬猫の頭の上(死角)から目薬をたらします
4. 目の下などに流れてしまった目薬はほうっておくと皮膚が湿ってよくないので、ティッシュでふき取ってあげましょう

ポイント
  • 犬猫から見えない死角から目薬をたらすのがポイントです。
  • 冷蔵保存などの目薬は冷蔵庫から出して5分くらい常温に戻してからさしてあげると、冷たすぎずにびっくりしないでよいでしょう。
  • 目薬の先を目に付けないように注意しましょう。
  • 開封したものは使用期限を守りましょう。
  • 嫌がってしまう場合は頭を片手で自分の体にくっつけてもう一方の手で目薬を差してあげても良いと思います。