2009年10月31日土曜日

老犬老猫の介護 ~老化のサイン~

年をとっておこる体の変化を老化といいます。
長く一緒にすごした老猫老犬が幸せな老後の生活を送れるようにしたいですね。
年齢別に見られる老化のサインを記載します。

老化のサイン
  • 5歳頃~
肥満になりやすくなります。
中年になると腸の運動が緩慢になり、腸内での食べ物の移動が遅くなるため食べ物の吸収効率が上がって太りやすくなります。
  • 6歳頃~
散歩を嫌がるようになります。
なんとなく無気力に運動を嫌がったら老化のサインかも。
筋力の低下が一因かもしれません。
  • 7歳頃~
朝晩咳き込む様子が見られたりします。
秋口から春先にかけて気温が下がる朝晩に咳き込むことがあります。
気管の抵抗力の衰えが一因のようです。
咳などは病気の場合もあるので頻繁な場合は注意が必要です。
  • 8歳頃~
呼びかけに反応しない。寝ている近くを歩いても無関心。
食餌の合図にも気づかない。聴覚の機能がかなり低下しているようです。
老犬老猫の仲間入り。
  • 10歳頃~ 
白髪が生える。
失禁・頻尿。腎臓機能低下のため尿を漏らしたりします。
歩き方の変化。筋力低下のため、ひょこひょこ歩いたり、足が震えたりします。
寝たきりになることもあります。それに伴い、床ずれに注意が必要です。