2009年11月11日水曜日

老犬老猫の耳のケア

年を重ねると動物も人と同じように、眼や耳の機能が衰えてきます。
動物に快適な老後を過ごせる環境を整えてあげましょう。

耳の老化による変化
  • 聴力の低下
いつも玄関まで迎えにきたが気づかず寝ている
チャイムの音や他人が来てもほえたりなどの反応をしない
以前こわがっていた雷の音に反応しなくなった
など、心あたりのある行動がみられたら、聴力が低下しているかもしれません。
  • 重度の外耳炎
耳の中がひどく炎症していることもあります。

自宅での世話のポイント 
  • 散歩中自転車などにぶつからないように気をつけましょう。リードははずさないようにしましょう。
  • 入浴時に耳の中に水やシャンプーをいれないようにしましょう。
  • 耳の中の毛を抜いて通気を良くし、ガーゼで耳の中を軽くふきとるなど清潔にしましょう。
耳の中はお手入れを間違えて、こすりすぎたり間違った綿棒の使い方をしてしまうと、耳の炎症がひどくなることがあるので、なるべく専門の獣医師やトリマーに任せるかやり方を相談することがおすすめです。

2009年11月5日木曜日

老犬老猫の眼のケア

眼の老化で起きる症状
  • 視力の低下
  • 白内障
  • 乾性角膜炎
  • 緑内障

自宅での世話のポイント
  • 点眼薬をさして進行をおさえる方法があります。獣医師に相談しましょう。
  • 紫外線は白内障を悪化させるので、日中の外出は避けましょう。
  • 眼が悪いため急に触って驚かせないように、声をかけてから触りましょう。
  • 犬猫の慣れ親しんだ家具の配置を変えないようにしましょう。
  • 植物などのとがったものを下に置かないようにしましょう。

犬猫は普段から視覚よりも音やにおいに敏感で、もともと視力に頼った生活をしていないので、老化にともなって眼が見えずらくなっても、慣れ親しんだ場所では生活できるといわれています。
眼の手術などの対処方法はありますが、動物への負担も大きいため、あまりおすすめしません。
慣れている家具の配置を変えないなどの日常の配慮が大切です。