2009年9月12日土曜日

犬猫保護の問題

日本の動物保護はどのようになっているでしょうか?
日本は動物保護に関して、後進国だと言われています。
なぜでしょうか?
  • 動物愛護法が執行力のあるものではない。
注意をうながしているか軽い罰金程度で、虐待や動物を捨てるなど違反した場合にきちんとした罰則規定がほとんどありません。
今はネットなどで誰でも気軽に犬猫が買えてしまいます。
日本のぺットショップは子犬子猫をガラスケースに陳列して売る方法が一般的です。ドイツなどの動物保護の先進国ではガラスケースに物のように子犬子猫を並べることはされなくなっているようです。またやみくもに犬猫を繁殖するのではなく、欲しい人の数分だけ、子犬子猫を繁殖して売るようです。
動物がしっかりとした法律のもとで守られている点は見習いたいですね。
  • ブリーダーやペットショップなどのペット取り扱い業や、飼い主の、動物の管理基準がきちんと法律で決まっているわけではなくあいまいで、虐待などが行われていても取締りがされずらい。
動物を守る動物愛護法が執行力の弱いものであるのと同じように、動物を取り扱う業者、または飼い主を取り締まる法律も日本にはきちんとしたものがほとんどありません。
食べ物屋さんが衛生管理に一定の基準を設けてそれに違反したら取り締まられるのと同じように、動物を扱う業者が動物を粗末に扱ったら罰せられるのも当然になるように、ペット取扱業を取り締まる法律も必要です。
今の日本のペットショップのなかには、売れなくて成長してしまった犬猫は、繁殖用や、実験動物にまわしてしまうこともあるようです。またブリーダーのなかにも、ブームでよく売れて儲かる血統(チワワなど)を遺伝病があっても大量生産したり、繁殖に使うには若いすぎるうちから犬猫に子供を産ませ続け、ボロボロになって繁殖用にならなくなったら廃棄するなどの現状もあるよう です。
遺伝病のない良い血統を作ろう、広めようと努力している信頼できるペットショップやブリーダーもいますが、ごく一部かもしれません。
  • 保健所では年間30万頭の犬猫の殺処分されている。
捨てられたり、飼えなくなった犬猫が殺処分される数は少ない数ではありません。

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